再びOCTについて その1 (365)
2009年 06月 08日
あたらしい眼科26(5):581-582,2008 にあるOCTの進化の図(中心窩を含む網膜)を一部拝借すると、明らかですが、10年間にこれだけ進歩したのです。スペックルノイズだらけの画像から、見事にノイズを取り除かれた画像が提示されるようになっています。もう、一部専門家の手から一般臨床に降りてきてもいい?


①ハイデルベルグ・スペクトラリス
~株式会社JFCセールスプラン~
※40000スキャン/秒+TruTrack™ eye trackingの組み合わせで、業界最高レベルの解像力を実現。
②シラス HD–OCT
~カールツアイスメディテック株式会社~
※25000~27000スキャン/秒。
③3D OCT-1000 MARKII
~株式会社トプコン~
※27000スキャン/秒
④RTVue-100
~中央産業貿易株式会社~
※26000スキャン/秒
⑤SOCT (Copernicus) HR (日本ではコペルニクスと言わない?)
~OPTOPL社~
~キヤノンマーケティングジャパン株式会社~
※SPOCTは、タイムドメインの60倍の25000スキャン/秒だったのが、コペルニクスは、更に2倍以上の52000スキャン/秒。解像力も、前機種6μmから3μmと2倍の解像力に。この卓越したスキャン速度によりスペクトラリスと並んで、業界最高レベルの解像力を実現しているようです。
⑥前眼部OCT SS-1000 CASIA
~株式会社 トーメーコーポレーション~
※世界初の波長走査型OCT方式前眼部画像診断装置
⑦Visante™OCT
~カールツアイスメディテック株式会社~