Blue-light hazard その2(618)
2012年 07月 03日

最近注目されている青色光の問題とは、この2つでしょうか。
1,太陽光に含まれる青色成分と異なる、青色LEDの問題(LED照明・パソコン・スマートフォンなど)
2,青色光が網膜以外に与える影響
ここからは、全く門外漢なので、かなり稚拙な話になりますが・・・
照明器具が変化しつつあります。白熱電球だけでなく、蛍光灯もLEDに変わりつつあります。我が家のリビングも全ての白熱灯がLEDに移行し、先日天井の蛍光灯もLEDとなりました。光には、様々な波長成分が含まれていて、勿論、紫外や赤外領域も含まれるし、可視光部分の特性も様々で、その特性を示すグラフを分光分布図と呼ぶそうです。照明器具が提供する光の分光分布は、太陽光(自然光)と異なります。
1,自然光 :あらゆる波長の光がほぼ均等に含まれる。
2,白熱電球 :各波長の光を連続的に含んでいて、波長が長い成分が多く含まれる
3,蛍光灯(3波長形蛍光ランプ):波長380〜780nmの可視光の中で、450nm(青)、540nm(緑)、および610nm(赤)の3波長域にピークをもつ。電球色とか昼白色とか様々な色合いのものがあるが、基本的にはあまり変わらない・・。
これらの照明と比較して、LEDの分光分布はどうでしょう。一般的な白色LEDは、青緑と赤色系に多くの光があって2つのこぶ(ピーク)を持ったカーブとなっています。どうも、他の照明に比べて青色の強度が強い。また、青色の網膜感度は低いので、感覚的には同じ白色光でもLEDだと、予想以上に強い青色に晒されている可能性があるようです。また、実験的に波長が短いほど網膜障害が起こりやすい事が示されていて、現代人は、新たな『Blue-light hazard』の心配がある・・・・のでしょうか。少なくとも、現時点では、通常環境におけるLED照明が原因の網膜障害の報告はないように思いますので、それほど心配ない(?)。ただ、今後、LEDが照明器具の圧倒的シェアを占める事が予想されますが、5年後10年後に加齢黄斑変性の発症が増加する可能性があるかもしれない?ないかもしれない・・
最後に、パソコン・スマホなどの液晶画面の問題について触れます。照明器具の変化に先立ち、テレビがブラウン管から液晶にかわり、液晶画面をもったパソコンやスマホが普及し、現代人が液晶画面を見る時間は非常に長くなっているのは事実でしょう。子供の頃から、携帯ゲームに熱中し、やがて携帯・スマホを一日中いじくるようになり、仕事ではパソコン画面、家に帰れば液晶テレビを見る。この液晶画面からの光は、LEDと同様に、青色成分が多く含むそうです。比較的弱い光とは言え、長時間かつ長期間の青色光の暴露が与える影響については、これから少しずつ明らかになるのだと思いますが、第二の『Blue-light hazard』問題になるのでしょうか。問題になるかも知れないし、ならないかも知れないが、その危険性の科学的な証明がなされないまま、その恐怖を煽って物を売るって、やな感じ・・。
今では眼鏡の殆どが紫外線をカットするレンズであるように、やがて多くの眼鏡が短波長光もカットするレンズになるのかもしれませんが、そんな眼鏡をパソコン用眼鏡と称して、患者さんに屈折度数、年齢(調節力)、仕事環境・・などを考慮せず、対面販売でなく売ってしまうメーカーの姿勢には全く同意できません。眼鏡に求められるのは、短波長カット以外にいくらでも要素があるのですから・・。
※http://bizmakoto.jp/style/articles/1109/30/news063.html
この第二の『Blue-light hazard』(?)を考慮して、短波長光をカットする眼鏡レンズは殆どの眼鏡レンズメーカーから発売されているようです。
1.ニコン: 「シークリアブルー」
2.セイコー: 「Function Color」
3.HOYA: 「キャリアカラー」
4.東海光学株式会社: 「Fine Color」 、ブルーカット・コート
5.伊藤光学
6.JINS
7.眼鏡市場
1つは、普通の眼鏡で、もうひとつはPC用のレンズのものです。
素人には、青色光の危険性の科学的な証明が十分なされていないのは知りませんでした。
ちなみに普通の眼鏡は即日出来ましたが、PC用は2週間ぐらい掛かりました。値段は普通が3900円、PC用が7800円でした。
先生のブログを良く読んで購入すれば良かったかもです。
余談ですが幼稚園の次男と長男が喧嘩して、長男の眼鏡がふっとび、鼻の部分が曲がり、長男が次男のしばいていましたので2つ買っておいて良かったです。

