第410回 大阪眼科集談会 その1 (907)

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白梅も開花・・😊


今年は、年始から大型のニュースが飛び交い、その日も台湾の地震、北朝鮮の弾道ミサイル、清原の覚せい剤事件・・・など日本中がざわついているなか毎日新聞社へ出かけてきました。

410回大阪眼科集談会

1、間欠性外斜視に対する後転短縮術の戻りについての検討 戸成匡宏 大阪医大

会場に到着した時は、殆ど終わっていて、理解できず。追加縫合の方法SxDxを比較検討すると、Dxの方が効果が強く、戻りも少ない?

2、両眼開放下においける緑内障の視野進行様式について 橋本茂樹 近大

当然なのだが、我々は両眼開放視野で生活している訳で、片眼のみ進行しても、それに気づかない事もある。ハンフリー24-2の左右の視野をBest Location法で合成したものや、エスターマン(サイズⅢ、提示400ms10dB単一輝度)視野を検討。前者では、マ盲点からビエルム領域へ進む。エスターマンでは、左右視野が重ならない部位から異常が始まる?

3、脊髄神経炎を合併した単純ヘルペス性視神経炎の一例 李蘭若 関西医大

41歳男性。風俗店へ行った後に性器ヘルペスに罹患。その後中心暗点・眼球運動痛、左眼RAPDCFF低下(25)、乳頭浮腫・FAで漏出あり・GPマ盲点拡大+比較暗点、MRI視神経周囲炎、脊髄横断症状あり。※性器ヘルペスが髄液を介して、脊髄・視神経周囲へ?

4,翼状片手術後の角膜高次収差の変化と翼状片サイズの関係 小笠原千尋 阪大

鼻側の翼状片を切除して遊離結膜弁移植。翼状片が大きいと乱視も大きく、全高次収差大きい。術後の高次収差も大きくなるので、手術は早めがいいと・・。

5,球状角膜4眼における前眼部光干渉断層計所見の検討 家室怜 阪大

円錐角膜でもなく、ペルーシド角膜変性でもなく、球状角膜(keratoglobus)。素人にはなかなか区別がつきにくい。角膜全体が菲薄化するが、周辺部が更に薄い。症例1は、円錐角膜と思われていて、エキシマT切開して、HCL装用。その後受診。症例2も円錐角膜と診断されていた。円錐角膜のような急性水腫も。HCLは角膜穿孔のリスクあるので×らしい・・・。前眼部OCTが有用。

6,網膜血管腫状増殖に対するラニビズマブ・減量光線力学的療法の長期経過 小川翔吾 大阪市大

RAPに対して、ラニビスマブ(IVR×3)と減量PDT73.7%再発するし、視力もいったい良くなってまた悪化するけど、一応80%は視力維持・改善。中心窩網膜厚も薄くなる。長期的には網膜色素上皮萎縮が避けられない?これは、PDTの影響かもしれないが、retiular pseudodrusenの自然経過かも・・・。


by takeuchi-ganka | 2016-02-07 14:40 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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