2016年 06月 01日
第14回Symposium of Ocular Surface and Infection その1 (938)
※ちょっと嬉しい用事があて、大幅遅刻で参加。
一般講演はほぼ終了していて、結膜弛緩症の手術方法についての質疑が行われていた。結膜は切除しないで、強膜をすくって結膜に糸を通して・・
第14回Symposium of Ocular Surface andInfection
招待講演
角膜リンパ管新生・維持におけるマクロファージの存在意義 東北大 丸山和一
実験研究の話は、理解困難だが・・・・多分こんな内容?
実験的に数多くのマウスの角膜移植をされていて、見出した角膜移植拒絶反応メカニズムにおける、角膜リンパ管新生に意義。角膜移植の際に、角膜側にリンパ管が出現するが、どうやら血管内皮細胞由来ではないらしい。リンパ管付近に出現する樹状細胞の役割は?これがないとリンパ管ができない(⇒マクロファージらしい)。リンパ管とマクロファージは密接な関係があるようで、リンパ管形成不全マウスではマクロファージが乏しく、マクロファージを除去するとリンパ管減少する。血管浸潤を伴うハイリスク移植において、VEGFtrapで血管リンパ管・マクロファージ減少し、拒絶反応も軽減。どうやら、マクロファージから分泌される因子のコントロールが移植成功の鍵?