第22回 大阪眼科手術シンポジウム その1 (975)

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秋深し・・


22回 大阪眼科手術シンポジウム

1,centurioninfiniti の比較 小川翔吾 市大

アルコン社の先行機種と後継機の比較のようで、当然後継機の方が、色んな面で優秀なようです。torsional phacoは、longitudinal phacoより効率いい。

2,近大奈良病院におけるIFISの発症率について 萱澤朋康 近大

かなりIFISが多い事に驚く。定義が違うのだろうか。全体の4.7%。男性の10.2%。α1受容体拮抗剤処方例の47.6%。この手の薬剤には、ユリーフ、ハルナール、フリバスがあるが、ユリーフとハルナールはα1a遮断薬で、特にユリーフはα1a選択性が高い。フリバスはα1d遮断薬らしい。処方は、白内障患者さんの9.7%で、男性の20.2%。ユリーフ、ハルナール、ついでフリバスの処方が多い。ただ、フリバスは、IFIS発生なし。ユリーフ、ハルナールはほぼ同等。

3,両眼下斜筋切除における最大外斜視角への影響 戸成匡宏 大阪医大

片眼の下斜筋過動なら斜頸、両眼ならV型外斜視になるらしい。それに対して、下斜筋切除5-10mm、断端縫着しない。ただ、手術前後で外斜視角変化なし?増加・減少20%ずつで、60%が不変。

4,緑内障インプラント挿入術のチューブ挿入部選択における問題点 三浦和美

バルベルトとアーメドがあるが、後者は圧調整弁が付いていて、一過性低眼圧おこりにくい。ただ、成功率は同等?アーメドの方が安全だが下がりにくい?

ここでは、ほとバルベルトの話。前房タイプと後房タイプと毛様体扁平部がある。アメリカではぼ前房型。日本では、浅前房が多い為か、60%が前房型で、40%が毛様体扁平部型?

前房型はチューブは見やすいが、内皮障害が問題になる。強い瞬目で内皮に接触?毛様体扁平部型は、内皮に問題なし。浅前房でもOK。ビトが必要で、術後巨大脈絡膜剥離・出血のリスクあり。そこで後房型は?内皮には問題なくて、ビトも不要。ただ、IOL眼か無水晶体眼である必要あり。手技が難しい。成績は毛様体扁平部とほぼ同様。

5,関西医大総合医療センターにおける急性網膜壊死の手術成績 松岡雅人

ARNに対する治療は、まず抗ウイルス剤投与して、前房水採取してPCRへ(VSV11例、HSV-1 1例、HSV-2 1例)。病巣が赤道部までなら、光凝固(5眼)、病巣がそれを越えて後極部に迫っていたら、早期手術へ(9眼)。4眼で視力0.1以下に。原因はPVRと視神経萎縮。


by takeuchi-ganka | 2016-10-30 15:18 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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