学会発表の英語化について

日本国内の学会発表が英語で行われ、スライドも英語になるそうです。我々のような年老いた開業医が、学会で新しい知識を得ようとして出かけても、理解出来ない状況が多くなるのは必至です。日本の学会も、世界標準の学会のスタイルにしたいのでしょうが、何だかそのために失うものが多いような気がしています。既に、海外で発表する人の多くは、問題なく英語を使いこなして発表しています。今更、殆どの出席者が日本人の日本の学会で、スライドや口演を英語化することは何だか滑稽な気がします。

日本で学会に出かけて、新しい知識を吸収しようとする人間にとっては、非常に大きな障壁となることは間違いありません。学会を主催する側、英語を不自由なく使いこなせる一部のエリート医師のスタンスと、学会にそっと訪れて新しい知識を吸収して帰る多くのその他大勢の眼科医のスタンスは異なります。我々にとって、いや私にとって、日本の学会の価値が非常に低いものになってしまいました。日本語だからこそ、伝わるディテールが、英語で理解できる筈もなく、残念でなりません。


by takeuchi-ganka | 2017-03-02 12:27 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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