第28回日本緑内障学会 その3 (1047)

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その3

O08-5

ハンフリー視野10-2と光干渉断層計から推定する網膜神経節細胞数 Numberof retinal ganglion cells estimated from Humphrey visual field 10-2 and opticalcoherence tomography 田邉義政(東京慈恵医大柏)

OCTから算出されるRGC(RGC_OCT)10-2から算出されるRGC数(RGC_HFA10-2)は強い相関あり。RGC displacementを考慮するとさらに強い相関あり。

l Glaucomatous damage of the macula. HoodDC, Raza AS, de Moraes CG, Liebmann JM, Ritch R. Prog Retin Eye Res. 2013 Jan;32:1-21. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4252259/

l Relationship between ganglion cell layer thickness and estimatedretinal ganglion cell counts in the glaucomatous macula. ZhangC, Tatham AJ, Weinreb RN, Zangwill LM, Yang Z, Zhang JZ, Medeiros FA. Ophthalmology. 2014 Dec;121(12):2371-9. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3529818/

中心窩付近は、視細胞に対応する神経節細胞は少し外側に存在する。つまり、中心窩付近測定点とその測定点に対応するGCCの減少を一致させようとすると、中心窩付近の測定点をdisplacementすることが必要で、GCCマップ上に10-2の対応する測定点を配置したものが、

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O086

広義原発開放隅角緑内障患者における背景因子と推定網膜神経節細胞数の減少速度の関連 Relationship between patient factors and decrease rate in the numberof estimated retinal ganglion cells in Open angle glaucoma 山田晃生(東北大)

推定RGCスロープとMDスロープは高い相関あり。推定RGCスロープは一定速度で悪化。近視眼は遅い。ベースラインcpRNFLが厚いと悪化速度早く、近視眼のように薄いと進行遅い。ただ、この推定RGCというのは、MDを元に計算しているので、MDと相関があるのは当たり前では?重み付けが考慮されて、初期にはOCT、末期に視野(MD)が重視されているのが推定RGC数。意味があるようなないような・・・

O08-7

開放隅角緑内障における上方あるいは下方優位の視野障害に関与する因子 Related factors forpredominance of superior or inferior field defects. 竹内玲美(東邦大・大橋)

障害(-)側という判断基準が曖昧という指摘もあったが、下方より上方半視野障害眼の方が、GCC薄くて中心視野障害(10度・5度以内の測定点の異常)も強い。

※下方の神経線維の方が上方の神経線維に比べて視神経の狭い範囲に集中しているから?


by takeuchi-ganka | 2017-10-11 16:21 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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