NRC-なにわレチナ倶楽部 2018 その2(1037)

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おっ・・可愛い(サイドカーにワンコ!)

特別講演Ⅱ 微小循環から見る網膜静脈閉塞症の抗VEGF治療 吉田宗徳 名市大 病院教授

世界的にみても日本ではRVOが多い。世界中でざっくり3000万人。治療だが、かつて光凝固が全盛だったが、その後ビト、トリアムシノロン、アバスチン、ルセンティス、そしてアイリーア。デキサメタゾンインプラントも有効だが、消えつつある。

早期(急性期)の治療

VEGF:1+PRN

名市大では、アバスチンの使用許可がおりなかったので、長らくTAやビトのみを行なっていて、2013年からルセンティスが開始された。基本方針として、1回注射した後PRNdrymaculaが目標で、光凝固しない。この方針を守ると、注射回数は多いものの、視力は良好だった。(基準を少し甘くしても、ほぼ同じ結果だったらしい。)完全drymaculaを目指すというのは、中心窩の網膜厚250以下にすること。

BRVOで黄斑浮腫再発を繰り返すケースの原因として、毛細血管瘤(MA)。詳しく検討すると、NPA隣接型(黄斑の上か下)と側副血行路型(黄斑の外方)がある。BRVO発症の3-9ヶ月MA発生している。初期治療では、TAよりルセンティスの方がMA発生すくない。早期に抗VEGF治療開始した方が、MA少ないし、遷延するMEも少ない。他の教室でもMA(+)だと浮腫がひきにくく、抗VEGF投与量が多くなる。MAできる前に抗VEGF治療を・・

※遷延するMEに対する治療

  1. VEGFやり続ける
  2. TASTTA、ビト)
  3. ビト
  4. NPAバラマキ光凝固
  5. MA直接凝固
  6. MAに隣接するNPAへ光凝固

MA直接凝固が有効。

IAガイド光凝固

  • DMEで、FAだと漏出が多いと対象がわからない。IAでホットスポットを光凝固する。
  • BRVOでもIAガイド光凝固(withSTTA)

NAVILASだとストレスなく光凝固可能。

※黄斑循環の変化は?

今までのアバウトな検討ではなく?OCTAngioで検討。漏出ないので、判断しやすい。ほとんどのケースで、FAZ近くまでNPA(+)。表層血管の障害は上や下、半分だけだが、深層血管は境界を越えることあり。ME(+)でも異常血管残存。一応、NAPは浅層・深層ともに減少する。

時間がないので、退席。


by takeuchi-ganka | 2018-02-25 19:16 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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