第122回 日本眼科学会総会 その5 一般講演 緑内障 (1050)

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ヒメコバンソウかな?イネ科雑草最盛期・・

O1-018

Swept-source OCT En-face 画像と中心窩閾値・網膜内層厚との関連 飯川龍(新潟大)

個人的に最近ハマってる手法のひとつ。もう少しパソコンの能力が高くて、処理時間が短かくて、自動でやってくれたら、トプコンをもっと褒めて上げるのですが。この方法を診察の合間に、チャチャッとするのは、かなり面倒ですが、En-face画像を見ないと、緑内障眼を見た気がしなくなりつつあります。発表では、3D黄斑でしているようですが、いつも3Dワイドを使ってます。要するにILMを基準にして、フラットニングして、神経線維層あたりのEn-face画像を見て、10-2の結果を推定すると、非常に高い相関があったと(0.78)。乳頭黄斑線維束に障害があると、中心窩閾値低下するし、特に中心4点に障害があると、網膜内層厚低下と関連(+)

※中心窩閾値が29dBを下回ると視力にも影響出てくるので、治療強化必要


発表と無関係の3D 黄斑のEn-Face画像
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RGC displacementした測定点配置
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発表と無関係の3D ワイドのEn-Face画像
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O1-019

正常眼における構造・視野の加齢変化に関する前向き観察研究視野感度の経年変化 岩瀬愛子

24-2SITA Standard3年間3ヶ月毎に計測。3040歳代は問題ないが、5060歳代は、-0.6dB/年で低下する。特にエリア26

50歳代以降は、無視できない早さで、感度が低下(閾値が上昇)しているらしい。だとすると、長期間経過観察している緑内障患者さんのMDスロープについても、50歳代以降はこのことを考慮して考えるべきなのだろうか?中澤先生によれば、この感度低下はOCT所見と乖離していて、脳の問題?これって大問題で、開業して、20年も経過すると、40歳の患者さんは60歳になっている。MSスロープの評価に混乱をきたしてしまう?

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O1-020

前視野緑内障と早期正常眼圧緑内障の黄斑部網膜内層厚菲薄化進行速度の比較 禰津直也 東京医大

視野に異常が出る前と、視野に異常が出始めた時期で、網膜内層の菲薄化の速度は変わらない・・・・って、当然のような気もするが、再確認。GCCの菲薄化速度は、ともに-0.7mm/年ぐらい(発表では)。


by takeuchi-ganka | 2018-05-02 10:03 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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