第122回 日本眼科学会 サブスペシャリティーサンデー5 その10(1057)

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SS05-2

Lid-Wiper Epitheliopathy 白石 敦(愛媛大)

瞼結膜下方の瞼板溝から皮膚粘膜移行部の間は、厚い上皮で被われていて、Lid Wiperと呼ばれる。上眼瞼だけでなく、下眼瞼にも少しある?リサミングリーンで染まるが、フルオレセイン+ブルーフリーフィルターでも可能。結膜側に触れずに翻転すること。インプレッションサイトロジーでは、ゴブレット細胞(-)、扁平上皮化生。ドライアイに合併?ドライアイとの関連性はまだ謎のまま・・?治療:摩擦軽減(軟膏処方)、涙液改善(ジクアス・ムコスタ) 

SS05-3

ドライアイ症状を悪化させる結膜弛緩症を見逃さない 内野 裕一(慶應大)

結膜上皮は正常だが、結膜下のリンパ管拡張、繊維密度低下、弾性線維断裂・減少(加齢性変化)

悪化要因:結膜支持組織の脆弱化(加齢性変化)、瞬目(ベル現象)・通常の眼球運動

※つまり、悪化要因に特別なものなし?当然加齢で増加して、60歳以上なら必発。更に、女性に多く、CLユーザーに多い。異所性メニスカスによるBUT低下、涙液ターンオーバー低下(流涙)、弛緩結膜の乾燥、瞬目時の摩擦増加。異物としての弛緩結膜。

治療:人工涙液(7-8回)・低力価ステロイド(2-3回)・ムコスタ4回、ドライアイあればプラグ。保存的に改善しないなら手術(結膜切除)


by takeuchi-ganka | 2018-05-16 16:37 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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