第2回日本近視学会 その1 (1065)

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学校医もしている、一般開業医としては、近視学会なるものができたのであれば、一度は覗いておかねばなりません。と言っても、あまり専門的過ぎるとついていけないのですが・・・。たまたまこの学会の第2回目がグランフロント大阪であったので事前登録して行くことにしたのですが、前日に大阪日赤で面白そうな講演があったので、初日はパスしてミナミへ。二日目は、道に迷いながらナレッジキャピタルへ。わかりにくいなあ・・・・


2回日本近視学会 シンポジウム2 近視進行抑制と合併症の治療

 その昔、近視進行なんかにヒトは手出しできないだろう・・・と思っていたのですが、もはや近視進行抑制は常識で、何を使えば一番効果が高いのか・・という議論になっています。ただ、ちょっとよそ見していると、話が変わっていたりして、まだまだ発展途上分野のようです。

S2-1 近視進行抑制ー薬物治療の可能性 世古裕子(国立障害者リハビリテーション)

近視進行(眼軸延長・強膜菲薄化)⇒黄斑変性・網膜剥離のリスク大。サル眼モデル:瞼々縫合⇒眼軸延長。ヒヨコ眼モデル:網膜にボケた像がうつると、それを減少させるようにフィードバック機構が眼軸延長へ・・

  • Form deprivation myopia (FOM)(形態覚遮断近視/視性刺激遮断近視)
  • Lens induced myopia (LIM)(レンズ誘発性近視)

https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2018/2/23/180223-1.pdf 

網膜内シグナルは?

  • レチノイン酸?(ちょっと検索する⇒「ビタミンAの誘導体で、光老化皮膚の改善効果、いわゆるエイジングケアに高い効果を示す薬剤」などという文章が。でも、「形状剥奪近視のヒヨコの網膜のレチノイン酸増加」という文献があって、つまり網膜内シグナルである可能性(+)
  • アセチルコリン:アセチルコリンアンタゴニスト⇒アトロピン(関連大規模スタデイ:MITATOM1ATOM2):アセチルコリン受容体:ニコチン・ムスカリン

  1. アトロピン: non selective(ムスカリン受容体を競合的阻害)
  2. ピレンゼピン:M1/M4 partially selective(ムスカリン受容体M1/M4選択的阻害薬)
  3. M3が最も有効? ただ副作用大

※その他のメカニズム:ドーパミン(実験近視眼網膜においてドーパミンが低、ドーパミンアゴニストを投与すると近視化が抑制)・・・



※※ ちょっと覗いてみたけれど、いきなり難しい話で・・・・


by takeuchi-ganka | 2018-06-06 10:30 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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