第424回大阪眼科集談会 その2 (1068)

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6,転移性脈絡膜腫瘍に対しガンマナイフ治療が有効であった1例 渡邊敦士 大阪大・都島放射線科クリニック

おそらく、この都島区にできた放射線治療専門クリニックによる治療のようで、特殊な技を使ってそう。男性は肺癌、女性は乳癌からの転移が多い転移性脈絡膜腫瘍だが、今回は75歳女性で乳癌から両眼の脈絡膜への転移。ガンマナイフを用いることで、ターゲット外の被ばく線量を減らして合併症を少なくできる。眼球の固定もレーザー光で固視を誘導しながらモニタリング?

http://www.osaka-igrt.or.jp/ 

7,眼底所見に著明な左右差を認めたマクログロブリン血症の1例 水野博史 大阪医大

マクログロブリン血症による過粘稠度症候群なのだが、右眼に緑内障性変化が強くて、網膜血管の拡張蛇行・出血・浮腫、またFAで血管のスラッジ現象などが右眼にはほとんど見られなくて、左眼には明瞭に見られたと・・・。左右差のある糖尿病網膜症的な理屈?

8,強度近視のない加齢黄斑変性の長期治療中に黄斑円孔が生じた1例 二瓶亜樹 大阪市大

若干複雑な経過だったが、PCV症例にPDT行って、再燃したので、ラニビズマブ注(IVR)、その後IVRPDT4回?滲出が減少したが、黄斑部での硝子体網膜癒着がありMH。ビトしてMH閉塞したが、PCV再燃したのでIVA・・

※この症例はPCVの上に網膜色素上皮があって、MH閉じやすい?2CNVだとMH閉じにくい。

9,炎症が原因と考えられた動眼神経麻痺の1例 伊藤潤 大阪大

眼痛と複視。上転・下転障害。⇒上転・内転障害、外斜視、眼瞼下垂、瞳孔不同・・・眼窩先端部に腫瘤。MRIで海綿静脈洞内で動眼神経に造影効果(+) トロサハント症候群。ステロイドパルスで改善。
https://www.neurology-jp.org/Journal/public_pdf/054110903.pdf#search=%27%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%88%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4%27 

これが近い?

10、プレミアム眼内レンズ眼の裂孔原性網膜剥離に対する小切開硝子体手術の成績 大島祐介

プレミアムレンズ、特に多焦点IOLだったら、硝子体手術の視認性に問題があるのか・・・と思ったら、広角観察システムとシャンデリア照明で問題なく手術できたと。ただ黄斑剥離があると、満足度が低い。なんだか、特別講演風の一般講演。偉い先生なのかなあ・・


by takeuchi-ganka | 2018-06-09 08:40 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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