第430回 大阪眼科集談会 その1 (1149)

f0088231_16224427.jpg
ヒマラヤの青いケシ
写真を見つけて、急に見たくなったので・・。ここは大阪市内の-8℃でした。

430回大阪眼科集談会 

令和元年61

ちょっとしたトラブルで間に合わず・・・^^; 災いは突然やってくるなあ・・・

で、聴講は8番目から・・

1. 小児における遠視性不同視の改善例 中島伸子 豊中市

2. 逆立ちが誘因と考えられるValsalva網膜症の1例 宮木俊哉 大阪医大

3. 涙嚢粘膜内に異物を認めた涙嚢炎の3例 藤田恭史 大阪医大

4. DRAM2関連網膜症の長期臨床経過 近藤千桜里 近大

https://www.uniprot.org/uniprot/Q6UX65

DRAM2Plays a role in theinitiation of autophagy. In the retina, might be involved in the process ofphotoreceptor cells renewal and recycling to preserve visual function. Inducesapoptotic cell death when coexpressed with DRAM1.(自食作用の開始において役割を果たす。網膜では、視機能を維持するために、光受容細胞の再生および再生の過程に関与している可能性があります。DRAM1と共発現するとアポトーシス細胞死を誘導する)

https://www.uniprot.org/citations/25983245 

5. 歯根部利用人工角膜(OOKP)が有効であった瘢痕性角結膜障害の1例 武田麻希 近大

6. RP-1遺伝子異常を伴った自己免疫性網膜症の1例 安藤誠 阪大

悪性腫瘍に産生された自己抗体が網膜を障害する悪性腫瘍随伴網膜症(CAR)があるが、悪性腫瘍を伴わないものは、自己免疫性網膜症(AIRautoimmune retinopathy)。

7. 病理組織学的検索を行った網膜血管増殖性腫瘍の1例 植村太智 関西医大


到着^^;


8. 髄膜炎菌により結膜炎を発症した一例 本田聡 大阪市大

途中で入ったのだが、髄膜炎菌による結膜炎?相当激烈な炎症で、江口先生によれば、最初の時点で塗抹すれば、グラム陰性双球菌だとわかり、眼科領域ではナイセリア属(淋菌と髄膜炎菌)だと判断できた筈。この時点で点眼+全身投与を考慮された筈?淋菌ならセフトリアキソン。実際は、髄膜炎菌結膜炎と判明した段階で、侵襲性髄膜感染を予防する目的で、クラビット点眼に加えて、アモキシシリン全身投与。関わった医療従事者にも予防投与。

9. 血管炎を伴う網膜血管腫に対してPDTが奏効した一例 江口麻美 大阪大

55歳男性。黄斑浮腫(CMEも)とSRDFAで網膜血管腫と網膜全体の網膜毛細血管からシダ状漏出。何故血管腫に網膜血管炎が伴ったのか?血管炎が片眼性なので、やはり血管腫と関係あり?ちょっと不明のまま治療へ。プレドニン30から漸減。CMESTTAしたが無効、IVRして改善。SRD出現して、光凝固とIVR+プレドニン20開始。その後IVA・・・・最後にPDTwith STTA+IVR)すると、血管腫と消退とともに、血管炎・CMEも改善。効いたのはPDT

※この患者さんは、自衛隊員で、激しいトレーニングを行っていて、病状に影響あり?血中酸素分圧低下、血管透過性亢進。これも影響あり?

10. En face OCTアンギオグラフィーで観察できた増殖糖尿病網膜症のretinalavulsed vesselの1例 伊藤潤 大阪警察病院

28歳女性のPDRPRP行ったが、右眼は少量の硝子体出血を繰り返した。おそらく、不完全に発生した後部硝子体剥離によって、網膜新生血管が持ち上げられ(avulsed vessel)、そこから何度も出血。この血管がEn face OCTアンギオのStructure モードで明瞭に検出できた。設定スラブ以外の血管がプロジェクションアーチファクトとして表示され、Structureモードで強調されて示された?VRI(網膜硝子体面)では網膜から離れすぎていて、検出されなかった・・らしい。


by takeuchi-ganka | 2019-06-07 16:24 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31