第22回京阪沿線眼科勉強会 その1 (1166)

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今年も律儀にひっそり咲きました。

『低加入度数分節眼内レンズ100例の使用経験』 ’

ひらかた山岸眼科院長 山岸和矢先生

最近、緑の芝の上で、このレンズの高い評価をお聞きしていましたが、ちゃんと話を聞くのは初めてでした。私的には、この日の講演会のメインディッシュかな。『LENTIS comfort』、+1.5D加入の低加入度分節型のプレート型IOL紹介です。重要なのは、保険適応(超超リーズナブル)ってこと。まだ、多焦点IOLと呼ばず、低加入度数分節眼内レンズと呼ぶらしい。以前の高価なレンティスと基本設計は同じで、加入度数が低いだけ?チョットだけシャープさに欠けるが・・(従来の多焦点に比べると本当にチョットだと)。片眼だけにして、乱視1.0D以上・重大な眼疾患・PE・ぶどう膜炎・中心視野異常・・・などが基本適応外だが、徐々に拡大している。安定した緑内障にも入れているし、PECTR併用して入れている。小瞳孔は広げて入れていて、あっという間に100例を少し超えたようです。両眼にいれたのは5例だけ。合併症(-)、グレア・ハロほぼ(-)。矯正視力0.7以上が100%。問題は裸眼視力だが、遠・中は良好で、近はギリ新聞が読める程度。少しだけ近視側にずらすと、近くも良好かも。

基本エンメ狙い(最近は-0.5D)。度数決定が少しだけずれる。これが演者の求めるパーフェクトな式が存在しない理由。ただ、少しのズレは低加入度分節型の特性が吸収してくれるようで、満足度係数とか遠・中・近の視力の出方を総合した評価は、かなりハイレベル。術後の患者さんの笑顔が違うらしい・・

CCCの大きさ(5mm以上で、手前は少し広め)が重要。小さいとダメ。流れてもダメ。入れにくいことはなく、インジェクターをかなり立てて挿入して、レンズ中心を奥へ押し込む事なく、本来置くべき位置にレンズを置いて、全体に深い位置にすると、すーっと自然に入っていくと(名人談)。


by takeuchi-ganka | 2019-09-27 20:59 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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