特A地区の山田錦
シンポジウム7-2
Optical coherence tomography in glaucoma; current status and future challenges
緑内障診療におけるOCT装置のこれまでと新しい未来 中西秀雄(京都大)
近未来のOCTについて(機能的・高性能形態的)
①前眼部OCTは、現行機種でも重ね合わせで何とか毛様体見ることは可能らしい。後眼部のように、現在正常データベースの蓄積中で、もう少しで評価可能に(トーメー)。非接触で沢山撮れるので、術後診療に有用。濾過胞の瘢痕化を定量的評価へ(機能的OCT)。今までは、細隙灯顕微鏡でブレブを見た感じで評価していただけだが(それでも十分わかるのだけど・・)、偏光OCTで濾過胞内の瘢痕化の程度に関する情報が得られたら、ブレイクスルーがあるかも? 筑波COGの偏光感受型OCT・Jones Matrix OCTに期待。また流出路再建でも、線維柱帯後方の情報が得られないか。これはOCT-Aに期待。
②後眼部について:cpRNFL・GCCが一般的だが、LCも何とか評価可能。補償光学(Adaptive compensation)を使えば、より深部の形態評価可能だが、まだ研究室レベル。またLCの血流も評価可能に。
⇒このリンクの画像は、ネットで見つけたもの。上段が通常OCTで、下段がAdaptive compensation処理した画像。LCがより鮮明に見えている。
③高性能形態的OCT:AO-OCTの話。
OCT+AO (京大+キャノン共同開発)横方向3.0μmまで向上。400枚加算で・・・そろそろRGC数見えてきた・・
インディアナ大学(Liu Z):RGC数えることが可能に・・。京大ちょっと負けてる?