もうすぐ日眼 その1(1253)

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姫烏頭?

花言葉:不変、志操堅固、ずっと待っています(^^)



125回日本眼科学会の抄録を読みながら

パラパラ読んでする理解できるのは、緑内障の臨床ものだけだけど・・

O1-041(PA)

EP2受容体作動薬オミデネパグ イソプロピルへの切り替えによる上眼瞼溝変化

東大からの発表。要するにPG製剤を長年使っていて、DUES発症して、エイベリスに変更すると、眼圧を維持しつつ、DUESが改善した・・・という発表。でも、そうかなあ・・・・エイベリスに変更したら、スッキリした眼にはなるけど、眼圧は多くの場合上がるけど・・・。印象では、ラタノプロストから変更すると、同等の眼圧にするには、もう1剤追加することが多いけど・・

O1-043

ブリモニジン/ブリンゾラミド配合点眼薬の処方パターン

ブリモニジン+ブリンゾラミドの配合点眼液(アイラミド)が発売された。当然ながら、ブリモニジン単独やブリンゾラミド単独使用からの変更が多かった。

※個人的な印象では、β遮断剤の使用にためらいがない症例においては、PG製剤の次にβ遮断剤+CAIの配合剤を入れる事が多いので、アイラミドの出番は少ないかな。β遮断剤を使いたくないケースでは、PG製剤の次にブリモニジンを使うことが多いので、その次はアイラミドが多くなりそう。ただ、アイファガンは、高率でアレルギーが発生する印象があり、折角眼圧コントロールできていても、がっかりすることも多い。

O1-044

原発開放隅角緑内障におけるリパスジルはSLTの予後因子である

広島大からの興味ある発表。作用機序が似ているからなのかもしれないけど、グラナテック(リパスジル)点眼が効く症例は、SLTも効くらしい。グラナテック点眼をして、眼圧下降率10%を有効群、10を無効群とすると、SLT施行後の生存率に大きな差が出た。術後12ヶ月で46.1vs12.5%、術後24ヶ月で25.6vs6.3%Lancetの論文や新田先生の発表に触発されて、ファーストラインSLTを始めようかなと考えている私にとって、まずグラナテック点眼入れてみて、有効なら使うということにすれば、無駄なSLTをしなくてすむので、朗報かも。

O1-045

当院における線維柱帯切開術(眼内法)の中期成績とリパスジル点眼の関連の検討

これはグラナテック点眼をしていた場合としていない場合の比較。グラナテック点眼がロトミーの有効性を占うわけではなく、点眼をしていた群のほうが(していない群より)、術後1年では眼圧下降していたが、2年では差がない・・・という微妙な結果。

※できたら、グラナテック点眼有効vs無効でロトミーの効果みてほしいな。


by takeuchi-ganka | 2021-04-04 10:15 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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