第2回 Hoenzaka Ophthalmic Conference (1271)
2021年 07月 09日

Webなので、『Hoenzaka Ophthalmic Conference』という名の勉強会を聴いてみた。
国立大阪じゃなくて、大阪医療センターの勉強会。部長の大鳥先生は大阪で残り少なくなった緑内障の専門家。やはり部長が緑内障専門の病院っていいなあ・・
1,最初の演題は、緑内障の中心視野障害の検出にアムスラーチャートをが使えないか・・・というもの。勿論、見逃しては大変だし、アムスラーチャートは使えるだろうけど、OCTで中心視野障害が疑われるなら、10-2でもすればいいと思うのだが・・。まあ、全ての患者さんにアムスラーチャートを渡しておくのはありかもしれないけど。
2,白内障術後の悪性緑内障。
3,IOL位置異常異常に起因する続発緑内障
これって、位置異常が眼圧上昇の原因なのかどうかが問題では? IOLがぐらぐらしている眼で、前房が浅くなり、隅角が閉塞したり開放したりする症例はあるが、むしろ、もともとPEに伴う開放隅角緑内障があって眼圧上昇していることが多いのではないだろうか。前者なら、IOL位置異常を修正するだけでいいだろうし、後者なら、ロトミー追加が必要な気がする。問題は、眼圧上昇の原因を見極めることでは・・・