第443回 大阪眼科集談会 その1 (1285)

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敦賀の気比神宮


もうすっかり家で、座り心地いい椅子に座り、珈琲飲みながら、気になったところで、止めたり、ネットで関連情報検索したり、メモしたり・・・するスタイルに慣れてしまい、もとに戻れるかなあ・・

<ライブストリーミング配信>令和3年8月7日(土)14:00~17:00

<オンデマンド配信> 令和3年8月18日(水)~8月24日(火)

1 先天網膜分離症の光干渉断層計検査所見

○中嶌彩夏、國吉一樹、岩橋千春、眞野福太郎、日下俊次(近畿大)

https://www.aaojournal.org/article/S0161-6420(17)33357-2/fulltext

PhenotypicCharacteristics of a French Cohort of Patients with X-Linked Retinoschisis

Ophthalmology2018 , Raphaëlle OrèsSaddek

広角OCT所見:黄斑部の車軸状分離は、内顆粒層で、周辺部網膜分離は、網膜内層(恐らく神経節細胞層)で・・

https://www.nature.com/articles/eye2017281#Tab1 

https://www.nature.com/articles/eye2017281/figures/1 

https://www.nature.com/articles/eye2017281/figures/2 

2 滲出型加齢黄斑変性に対するブロルシズマブ投与後の半年経過

〇平山公美子、山本 学、河野剛也、居 明香、本田 聡、三澤宣彦、平林倫子、本田 茂(大阪市大)

新しい抗VEGF薬(ベオビュ)の話

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/202004/565162.html

治療間隔も大きくなり、良好な成績のようだが、眼内炎・網膜血管閉塞など重篤な合併症もあり。ただ合併症が誰に起こりやすいか・・は不明。

3 照射エネルギー減量光線力学療法後30か月安定した多発性後極部網膜色素上皮症の1

○中尾拓貴、三澤宣彦、居 明香、平山公美子、山本 学、河野剛也、本田 茂(大阪市大)

※MPPE1972年宇山先生が報告した疾患

症例65歳男性。緑内障とIgA腎症(+)。ステロイド治療中(プレドニゾロン10mg)、両眼の黄斑部にSRD。両眼MPPE。まず右眼のRFPDT。数ヶ月でSRD消失して、30ヶ月持続。視力も良好。ステロイド内服が発症要因として考えらえるし、左眼はステロイド漸減中止のみで、SRD消失した。

保険適応はPCのみ。RFPDTの中でも、今回は時間ではなく、エネルギー量を少なくして・・

4 硝子体手術後10年を経て再発した黄斑円孔の1

〇志水義尚、千原智之、大中誠之、城 信雄、山田晴彦、髙橋寛二(関西医大)

黄斑円孔術後の再発率が、3.39.2%。経験ないけど、そんなにあるのか・・。今回は、82歳女性。11年前にPEA+IOL+PPV+ILMpeeling+Air2年前からPG点眼。Tilteddisc + large cupping。左眼は嚢胞様腔を伴った黄斑円孔。手術は、ILM移植のみ。円孔消失で、良好な経過。

※しばしば経験するが、硝子体手術後何年も経過していても、PG点眼入れて、CMEが発生することがあり、これが黄斑円孔再発に関与する可能性があると思うのだが、今回はそうではないらしい。でもPG点眼は中止していると。やはりILM剥離+PG点眼はハイリスク?


by takeuchi-ganka | 2021-08-24 13:25 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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