第5回大阪眼疾患セミナー その2(1225) 抗VEGF薬のバイオシミラー
2023年 01月 21日

講演Ⅱ:抗VEGF薬のバイオシミラー どのように使えばいいのか 森隆三郎 日本大学

バイオシミラーって、要するにジェネリック薬品なのに、こんな扱われ方するのだろう・・・・キサラタンのジェネリックが、こんな演題になるなんてありえないけど。要するに先発品ルセンティスと同じもので、値段が安いだけ?
- 網膜色素上皮の上に病変が存在する、Type2MNV、RAPはラニビズマブ
- 網膜色素上皮の下に病変が限局する、Type1MNV、PCVはアフリベルセプト
PCVの一部はラニビズマブでもよくて、進行したRAPはアフリベルセプトがいい?
ラニビズマブBSは、ルセンティス(ラニビズマブ)と同じように使えばいいように思うのだが・・・。未治療症例では、ルセンティスと同様の結果だったようだが、ドライ状態でスイッチしても、ウエット状態でスイッチしても、悪化することがある。(まあ多分同じ薬効の薬剤に変更しただけなので、意味があるようなないような・・) ドライスイッチの結果悪化したとしたら、スイッチしなくても悪化したのでは・・?
※高度近視に伴うMNVでもラニビズマブとアフリベルセプトの使い分けは、AMDと同じような基準で判断していいみたい。