2023年 03月 31日
令和4年度 学術講演会(第13回)医療機器勉強会「眼鏡関係」その1(1238)

関西医大(滝井)に勤めていた頃、病院の横にねぼけ堂という老舗のせんべい屋さんがあった。今、少し移転したけど、健在で安心しました(^^♪
令和4年度 学術講演会(第13回)医療機器勉強会「眼鏡関係」
(1)「眼光学技術者から見た眼鏡光学」
三橋俊文(帝京大学)
この話は、完全にノックアウト。しかも、初回にダウンしてしまった感じ・・。スネルの法則の導入部分までは何とか聞いてましたが・・・。ちょっとついて行けそうな話かなあと思った次の瞬間に、呪文のような式ばかりの話になり、この方と縁がないと諦めました。
一つ気になったのは、我々がメガネ合わせをして、眼鏡処方しても、眼鏡によっては、眼鏡フレームに装着した時の、前傾角・そり角などを考慮して計算した度数に変換したレンズが設計されることがある。この場合、出来上がりの眼鏡を通常のレンズメーターで測定したら、処方と異なることがある。少なくとも、こんな事があるのだと眼科医は知っておかないと。
PentacamAXL Wave(ニコン)
https://www.nsl.nikon.com/jpn/products/ophthalmic/pentacam/index.html
NW500(トプコン)
https://topconhealthcare.jp/ja/products/nw500/
(2)「眼鏡作製技能士と眼科医療の連携」 ー 認定眼鏡士から眼鏡作製技能士へ ー
岡本育三(日本眼鏡学校協会)
昔から、色んな話を聞いていたが、紆余曲折あって、2000年に認定眼鏡士制度ができて、昨年まで日本眼鏡技術者協会が実施していた検定資格:認定眼鏡士があったが、昨年3月に廃止となり、11月には、日本眼鏡技術者協会が実施する国家資格である技能検定制度として、眼鏡作製技能士が誕生した。ただ、認定眼鏡士と異なり、技能検定なので、更新制度がない。一度取得したら・・・大丈夫?
※国家検定は、労働者の技能を評価する国の技能検定制度で、技術レベルを国が評価する検定制度であって、医師・弁護士などの国家資格とは異なる。
眼鏡作製技能検定:https://www.megane-joa.net/about/
眼鏡作製技能士⇒『眼鏡作製において、お客様の眼鏡の使用状況・使用目的を聞き取ると共に、視力の測定、レンズ・フレームの販売、加工前作業、レンズ発注・加工、フィッティング、引き渡し、アフターケアを行う眼鏡作製の総合エキスパートです。』