第454回 大阪眼科集談会 その1(1249)

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第454回大阪眼科集談会

集談会は家でだらだら聴講。楽な椅子に座って、珈琲を飲みながら、時々止めてトイレも行けるし、楽ちん。これに慣れると、会場へ行くのが本当に億劫になってきた・・・


1 再発性角膜びらんの経過中に感染性角膜炎を発症した1例 〇谷口隆英(市立池田病院)

再発性角膜びらん(RCE)は、勤務医の頃は記憶にないが、開業してからは、非常によく見る疾患のひとつ。頑固に何度も何度も再発するケースもある。典型的な場合は、以前引っ掻いてできた角膜びらんとほぼ同じ形のRCEが見られることもある。ただ、感染と絡んだ経験はない。提示症例は、RCEとして典型的なものなのか不明だが、一旦寛解した後に、突然感染性角膜炎。グラム陰性桿菌っぽい浸潤病巣で、角膜全体が浮腫混濁。

MRSA角膜潰瘍治癒後に、Candida albicansによる前部眼瞼炎を認めた小児の一例 〇向井規子(市立ひらかた病院)

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眼瞼炎

①眼瞼縁炎

 ・前部眼瞼縁炎

    1感染性(黄色ブ菌、ニキビダニ・・・) 2)非感染性

 ・後部眼瞼縁炎(≒MGD):分泌減少型MGD/分泌増加MGD

②眼瞼皮膚炎

背景が複雑な症例だが、意識不明の小児に兎眼があって、MRSAによる角膜潰瘍後に、ちょっと普通じゃない感じの前眼部眼瞼縁炎となり、病巣からCandidaalbicansが分離された。レアケースかな・・

3 トーリック眼内レンズにおける経時的な軸ずれについての検討 〇吉永 優(大阪大)

正確な計算・VERIONを用いた軸合わせ、術後の回旋予防・・・などの努力で、問題のない結果に。ただ、高価な器械を使って正確に軸合わせ行っても、意外に問題は、粘弾性物質を抜く時や開瞼器を外す時に潜んでいるのかも・・

4 当院で実施したマイクロパルス毛様体レーザーの術後成績 〇岡﨑智之(大阪大)

誰でも簡単に行えて、しかも繰り返しできて、合併症なく眼圧が十分下がるのなら、こんなにいい手技はないのかもしれないが・・・・。現実はどうなんでしょうね。手術成績の報告としては、126症例でスタートして、1年後は28例だし、対象症例もバラバラで、どのような症例に行ったら、どの程度の効果があるのかどうか、ちょっとよくわかないけど、眼圧が下がるのは確からしい。大きな合併症もないみたい・・・


5 小児用接触式広角眼底カメラ3機種の比較 〇堂本 綾(近畿大)

RetCam3が一番いいみたい。PanoCamは、持ち運びが便利?3nethraは安いのが魅力?

1. https://www.maycare.net/pdf/kensa/retcam3.pdf 

2. http://www.re-medical.co.jp/products/visunex/4809/

3. https://www.forushealth.com/3nethra-neo.html 


by takeuchi-ganka | 2023-06-21 17:11 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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