薬不足
2025年 01月 12日

20年程前、ブログにジェネリックについて書いてました。あれから20年、ポンコツ厚労省の方針によって、気がつけば、ジェネリックばかりを使わされています。
https://takeganka.exblog.jp/3234669/
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ただ、2021年小林化工、ついで日医工の薬物製造段階での不正が明るみになり、業務停止命令が出されました。これがきっかけなのか、業務停止命令が相次いでいます。もともと怪しいと思われていたジェネリックは本当に怪しかったのでしょうか。その後4年以上、薬物不足が続いています。不足する薬物は多岐にわたり、改善傾向が感じられません。ただ、ここまで長引くと、一体何が原因なのかわからなくなってきました。
2021年の業務停止命令
- 2月 9日 小林化工(福井) 116日間
- 3月 3日 日医工(富山)32日間
- 3月26日 岡見化学工業(京都) 12日間
- 8月12日 久光製薬(佐賀) 8日間
- 9月14日 北日本製薬(富山) 28日間
- 10月11日 長生堂製薬(徳島) 31日間
- 11月12日 松田薬品工業(愛媛) 65日間
- 12月24日 日新製薬(滋賀) 75日間
勿論不正は駄目ですが、これまで特に問題なく提供されていた薬物が、長期にわたり不足している。この原因は、発端となった企業にあるのか、それらを指導していたポンコツ厚労省にあるのか・・・。いずれにしても、そう簡単には、法的に問題のない製造工程を再構築できない状況なのは間違いなく、そんな状態で多くの企業が、長期にわたり薬物を製造していたということでしょうか。
国民の健康維持に必須の薬物でも、もうけの少ない薬物の生産に企業が投資をすることは難しい筈で、 薬不足を、日本国民全体の健康を害する問題と捉えるなら、政府は補助を出してでも、生産ラインを再構築する手助けをする必要があるのかもしれませんが、今の政府にそんな事言っても無駄なのかなあ・・
※こんな状況下で、『長期収載品の選定療養』を行ったポンコツ政府。当然ジェネリックは、更に薬物不足に・・

