シニアグラスを理解する為に3

シニアグラスを理解する為に 3、回旋能力の衰え
シニアグラスを理解する為に3_f0088231_17402685.jpg


  この下方への回旋能力に限らず、高齢化に伴い、眼球運動全般に機能低下が起こっているようです。中でも、この下方への回旋能力の低下は、シニア後半(60歳以上?)に顕著となり、このことは、累進屈折レンズの累進帯長と関連してくると思われます。つまり、高齢者の場合、むしろあまり長い累進帯長は不利になるかもしれない。だとすると、やはり、累進屈折レンズへの対応は早めに開始しておかないと、シニア後半になると、長めの累進帯長が使えないので、累進帯の短い揺れ・歪みの強いレンズしか選択肢がなく、一生累進屈折レンズを使用できないかもしれません。
  累進帯長の短いレンズは、揺れ歪みが強いと否定的な考えを書いたこともありましたが、この回旋能力の低下に対応するには、小さめの眼鏡(天地幅30mm以下)で累進帯長の短いレンズを入れる方が、目的に適っているのかもしれません。
by takeuchi-ganka | 2006-12-17 17:41 | 眼鏡 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31