2007年 01月 08日
花粉症 その1
それと、ヒノキ花粉も馬鹿にできないのですよ。もともと、ヒノキ花粉なんて、スギ花粉のオマケぐらいに考えられていたようで、真面目に予想されたことなどなく、スギが飛ぶからヒノキも飛ぶ筈・・・ってレベルだったと思うのですが、昨年なんか、スギが大したピークもなく終了したのち、4月上旬にヒノキの大量飛散があり、突然症状が悪化した人が多かった筈です。
花粉症だと自認している方に言いたいのですが、自分がどの花粉にアレルギーがあるかどうかは、採血も参考になりますが、強・中・弱・零の4段階でもいいから、手帳に症状の程度を記録して見せてください。その場で、診断できなくても、かならず原因が突き止められる筈です。 2月下旬から3月ならスギ、3月下旬から4月ならヒノキ、5月の連休あたりからイネ科雑草(これは淀川河川敷沿いではメジャーですが・・)、夏は特になにもなくて、9月にはキク科の雑草でしょうか。採血よりも、時には実践的で有用だと思います。花粉症というからには、花粉飛散と連動している筈なのです。いくら症状があっても、それがなければ花粉じゃなく、他の原因のアレルギー性結膜炎・鼻炎の可能性が高いのです。次回は、治療の実際についてアップします。