眼底出血 その2

BRVOその1

眼底出血 その2_f0088231_1224498.jpg眼底出血 その2_f0088231_1225795.jpg
 先ず、最初は、全く視力に影響が出ない部位の出血。黄斑部を囲む血管の外側の枝の閉塞の場合、本当は、僅かな視野の変化はあるのでしょうが、患者さんがこれに気づくことは皆無で、たまたま発見されることが殆どでしょう。まあ、殆どの場合は、放置しても大事になることは稀。
 ただ、この血管閉塞が発生するということは、全身的なリスクファクターが存在するということで、高血圧、動脈硬化、或いは糖尿病などが潜在的に存在し、血管が閉塞しやすい環境にある。つまり、眼科的に言えば、もっと視力に影響のでそうな血管の閉塞の危険性が普通の人よりは高く、全身的には、脳梗塞や心筋梗塞の危険性が高いともいえるので、症例によっては、バイアスピリンの使用も検討していい。
 このような対して広くないと思える血管閉塞領域でも、明らかな無血管野を形成し、網膜新生血管の発生にいたることもあるので、やはり経過観察は必要と考えます。
 
by takeuchi-ganka | 2007-12-22 12:06 | その他 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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