中高年パソコン派の為のメガネ講座? その4

~中近レンズ~
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 長すぎる前置きでしたが、やっと本題のひとつ中近レンズです。このレンズの設計は遠近レンズと大きく異なります。HOYAのTACTという中近レンズを例に述べます。まず、累進帯は、23.5mmと非常にゆったりとしていますので、歪みは少ないといえます。このレンズのアイポイントは、この23.5mmの広い累進帯の中にあります。この部位から上方14mmに遠用アイポイントがあります。この中間アイポイントは、全加入度数の40%なので、+2.5Dの加入なら、中間アイポイントは、+1.0D加入となります。つまり、正面を見ている時は、約1mの位置に焦点が合い、少し目線を上げると、遠方に焦点があう。少し下方に目線を下げると、焦点は40cmとなります。これって、どうでしょう。遠近レンズなら、正面視で遠方、少し下方に目線を下げると、焦点は40cm。この急激な度数変化に比べ、ゆったりとした度数変化は、累進屈折眼鏡初心者向きだと思うのですが。

~遠近レンズ~
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 メーカーや眼鏡店の話では、家の中では全く不自由しないということでしたが、私はこれで、ゴルフ・運転・パソコン何でもOKだった時期もあります。
 中高年パソコン派で、まだ、遠近レンズを使用したことのない人にとっても、単焦点の近用レンズしか経験のない人にとっても、この中近レンズというのは、非常に便利な眼鏡かもしれません。ただ、これにしても、累進帯が広いので、あまり天地幅の短い眼鏡だと遠用・近用部分のスペースがとれないので利点が生かせないかもしれません。私の中近眼鏡は、35mmですが、これだけあれば快適です。累進屈折眼鏡ビギナーで、50歳以上の方は、この中近レンズがお薦めです。
by takeuchi-ganka | 2008-02-26 17:13 | 眼鏡 | Comments(0)

大阪市旭区にある竹内眼科医院です。開業医も日々勉強。


by takeuchi-ganka
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